戦略の共有

公開日: 2024年7月1日

こんにちは、安堂達也です。

今日は、以前セミナーのお申し込みフォームに「相談したいことや心配なこと」をお伺いする欄があり、そこに記入された内容をご紹介します。

保育所型認定こども園でも心配な園児数の確保

『当園は保育所型認定こども園です。保育認定が集まる仕組みづくりはできていますが、幼稚園認定のニーズが著しく減少しており、今後の園児数確保が課題です。 ##市では保育料の完全無償化(第1子から)がはじまり、幼稚園離れは益々加速します。今後の戦略についてご相談したいです。』

上記の書き込みから感じること、気づかされることは、
保育園、及び保育型認定こども園の経営者までもが「園児募集」の不安を抱えられているということ
②全国各地で第1子からの保育料(0歳以上)の完全無償化が始まっていること

※②は東北地方など、いわゆる過疎化の心配がある地方自治体での取り組みが多い印象があります※
③ますます幼稚園の園児募集が厳しくなることが、鳥肌が立つほど感じられてしまうということ

そこでどのような未来が待っているかを、まずは「職員募集」になぞって考えてみましょう。

人材不足により求人の世界で起きてきた事

1.連合会イベントだけでなく、園独自でも就職説明会を行うようになった
2.保育は看護師資格でも、掃除は無資格者の採用でも賄うようになった
3.園に勤務させながら、資格取得を応援するようになった
4.教育実習生の申し込みが激減してきた
5.高齢のOGを再雇用するようになった
6.人手不足で廃業する園がでてきた
7.地域内他園勤務者までも、引き抜くようになった
8.人材紹介会社が新卒学生を人材紹介するようになった


地域性の違いはあると思いますが、上記のようなことが実際に起きているわけです。
これを少子化により園児募集の世界に当てはめてみると

少子化により園児募集の世界で起きてきた事

1.入園説明会は秋に地域一斉でなく、年間を通じて実施されるようになってきた
2.1号認定こどもだけでなく、2号3号と対象となる枠組みを広げてきた
3.2歳児、1歳児、0歳児と、初めての来園児の低年齢化を図ってきた
4.未就園児行事への参加申し込みが激減してきた
5.学童クラブや課外教室など卒園児を事業対象にしてきた
6.園児減少で廃業する園がでてきた


となるかと思います。いくつか思いあたることがあるのではないでしょうか?
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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
今週も、笑顔で仲間と働き合えますように♪



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文責(C)安堂達也 

株式会社安堂プランニング 代表取締役・幼稚園経営コンサルタント
幼稚園☆元気塾 主宰・幼稚園研修.com 運営代表・保育研修プロデューサー
キャリアコンサルタント・認定心理士・TA心理カウンセラー・メンタルアップマネージャー
主な著書に「園児を集める49のヒント」「連絡帳の書き方ハンドブック」民衆社刊

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