上司の課題
こんにちは、安堂達也です。
職場研修の問合せのきっかけとして多いのが、「職員が園長の話を聞かない(理解できない)」「どうしたら先輩の話を聞けるようになるのか」というものです。
しかし、実際に現場にお伺いして状況を拝見してみますと、そもそも先輩側、上司側の話し方に問題を抱えていることが少なくありません。
その問題とは・・・
話を聞かない後輩? 話を伝えたい先輩の課題とは?
部下に伝わるコミュニケーションのために必要な上司の態度とは?どのような問題があって、後輩が話を聞かなくなってしまうのでしょうか? そこには、次のような問題があります。
1.上司の話のタイミングが上司主導であること
後輩、部下にとって、話を聞くことが出来にくい状況で一方的に伝えられてしまうことがあります。
2.こちらの用件だけを一方的に伝えていること
用件を部下が実行するのに情報が欠けていても、質問できずに終わりになってしまうことがあります。
3.こちらの話は聞くのが当たり前、と考えている反面、部下の話を聞く時間はとれていないこと
話の伝わりかたは、双方向の信頼関係の築きの度合いで変わります。日頃の交流が浅い関係では、伝えた用件も表層しか伝わらなくなることがあります。
これらの問題を振り返った時に、日頃のご自身やリーダー層の態度になにか気づくことはありませんか?
それこそが、現状の課題なのです。 なにげなくやり取りできているかのような職場のコミュニケーションですが、ポイントを見直すことで、組織の連携はもっと高めることが出来ます。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
今週も、笑顔で仲間と働き合えますように♪
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文責(C)安堂達也
株式会社安堂プランニング 代表取締役・幼稚園経営コンサルタント
幼稚園☆元気塾 主宰・幼稚園研修.com 運営代表・保育研修プロデューサー
キャリアコンサルタント・認定心理士・TA心理カウンセラー・メンタルアップマネージャー
主な著書に「園児を集める49のヒント」「連絡帳の書き方ハンドブック」民衆社刊