変革の手段
こんにちは、安堂達也です。
師走もなかば。先生方におかれましては、多忙な日々を走るように過ごされていることと思います。
さて、今年1年について振り返りを始められている先生も少なくないと思いますが、今日はやり方を変えるためのシンプルな方法について、非常に汎用性の高い5つの原則をお伝えします。
題して『変革のための5つの原則』です。 今日の情報も、日々の考えるヒントとしてお役に立てれば幸いです。
変革のための5つの原則
習慣的に行ってきたことがうまくいかない時には、変えてみる、ということが必要になってきます。 しかし、習慣は身につきすぎていて、何をどのように変えたらよいのか、途方に暮れてしまう場合があります。 そのようなときは、次の5つの原則を思い出すといいです。 とてもシンプルですが、切り口として応用範囲が広いです。
その5つの原則とは、 「場」「時」「考え」「行為」「人」の5項目を変えることを考える、というものです。 ある特定の「新人教諭」をイメージして、この新人の指導がうまくいっていないことを事例として、考え方を例示してみますね。
【変革の5原則】
1.場を変える
意味>場所を変える・空間を変える・環境を変える
例示>面談の場所を変えてみる:職員室で面談する→カフェで面談する
2.時を変える
意味>ときを変える・時間帯や日程を変える・時期を変える
例示>指導の時間を変えてみる:朝のミーティングで行う→帰りのミーティングで行う
3.考えを変える
意味>考え方を変える・価値観を変える・こだわり方を変える
例示>考える視点を変えてみる:なんでこの職員はできないのか→なんで私の言葉は伝わらないのか
4.行為を変える
意味>やり方を変える・行為を変える・手順を変える
例示>見せ方を変えてみる:保育を見せながら覚えてもらう→動画をとって映像で覚えてもらう
5.人を変える
意味>人を変える・担当者を変える・自分が変わる
例示>指導の担当を変えてみる:教務主任が教えていた→年の近い先輩が教えるようにする
何かを変えなければ、もうじり貧である。 しかし、何したらよいのかアイデアが浮かばない、というときには、考えるための切り口にはなると思います。
先生の学園経営、施設経営にお役に立てれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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メルマガ文責(C)安堂達也
株式会社安堂プランニング 代表取締役・幼稚園経営コンサルタント
幼稚園☆元気塾 主宰・幼稚園研修.com 運営代表・保育研修プロデューサー
キャリアコンサルタント・認定心理士・TA心理カウンセラー・メンタルアップマネージャー
主な著書に「園児を集める49のヒント」「連絡帳の書き方ハンドブック」民衆社刊