宣伝の要諦
こんにちは、安堂達也です。
前回は、順序を1つ飛ばして『美観整備』の話題でしたが、正しい順序としては4の集客の動線(来園計画)に次ぐものとして本来お伝えするものだった『宣伝計画』についてお伝えします。
6.宣伝計画
メソッドの6は、イベント行事に集客するための広告宣伝の方法です。 メルマガの前々回で『集客の動線』として、親子教室などの入園前の集客の仕組みづくりを整えてきました。今回は、そのイベント行事(園庭開放からプレ幼稚園まで)に、集客するためのポイントをお伝えします。
1)目標設定
どの行事の集客目的で宣伝するのかを具体的にイメージします。
最終的な目標は、新入園児の定員を満席とすることですが、時期により、行事により、その広告戦略の集客目標は異なります。
1.募集したい人数は何人か
2.どのような親子に来て欲しいか
3.どの地域の親子に来てほしいか
を中心に目標を書き出します。
2)媒体選択
集客したい行事を何で宣伝するのかを考え選びます。
現在では多くの園がホームページと在園児保護者配布プリントを併用していると思います。
他に、チラシ(ポスティングまたは折込)、ポスター、ダイレクトメール(葉書または電子メール)、市の広報誌やラジオの地域情報ニュースなどに情報提供を行うなども考えられます。
集客対象とする地域や親子の特性を考慮し、マッチングの良いメディアを予算や日程など含めて検討します。
3)宣伝展開
宣伝の目的は、行事に予定した人数を集めることですから、確実性を高めるために、来場予測を立てながらメディアの組み合わせを考えます。
すでに参加者数が多数見込める場合は、簡単な告知で済む反面、入園の説明会など多数を集めたい場合には、複数のメディアを組み合わせて宣伝を行います。ホームページ✕在園児プリント✕チラシ✕ポスター✕地域回覧板などです。
そして、行事の集客を成功させるコツは、分析しながら目標数が集まるまで何度でも宣伝の手を打つということです。 PRは奥が深いです。
なかなか集客が難しいとおっしゃる先生の手段を伺いますと、まだあれとこれぐらいしかできていないことが多いです。 打つ手はいくらでもあるのです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
今週も、笑顔で仲間と働き合えますように♪
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メルマガ文責(C)安堂達也
株式会社安堂プランニング 代表取締役・幼稚園経営コンサルタント
幼稚園☆元気塾 主宰・幼稚園研修.com 運営代表・保育研修プロデューサー
キャリアコンサルタント・認定心理士・TA心理カウンセラー・メンタルアップマネージャー
主な著書に「園児を集める49のヒント」「連絡帳の書き方ハンドブック」民衆社刊