小1の挫折

公開日: 2024年8月19日

こんにちは、安堂達也です。非認知能力の育成の重要性は広く周知されてきた感があります。そして、非認知能力を支えるものに、自信や自尊感情が重要であることも知られてきました。
しかし、小学校一年生の一部の子ども達が、構造的に強い挫折感を毎年育まれている現実を直視している幼稚園の先生は、少ないように思います。

見て見ぬふりの文字の書き方指導が子どもにもたらす影響

私の妻は小学校の教師でした。 妻は、1年生の1学期で子ども達はひらがなを習い、2学期からは漢字も出てくると言います。

教師の実感としては、ほとんどの子ども達は入学までにひらがなは書けるようになっている。自分を含め、多くの教師は、そう思っている。そして、一部の、文字の練習や絵本読みなどにまったく取り組まない、地域の一部の自然派の園出身児童は、ほとんど文字を書けないで入学してくる。

もちろん、先生は初めて文字を習うことを前提にして、文字を教えていくけれども、一部の子ども達は、ひらがなを書けないうちに漢字なども覚えねばならなくなり、勉強が嫌いになっていく、と言います。

さらに、文字を書ける子ども達も書き順はほぼでたらめである、と言います。初めに身に付けてしまった書き順は、直すことも大変だと言います。

そのような話を聞いているので、幼稚園の先生にひらがなの指導のことを伺うと、正課に文字書き指導を入れていない園では、とても楽観的な意見が多いのに驚きます。

「絵本を読んでいるうちに自然に覚えていく」
「自分の名前くらいは、おうちで書けるようにしているようだ」
「小学校で教えるので、特に指導はしない」


また、園として教職員に対して「文字書きの指導方法」を特に指導はしていない、というところが大半であり、実際に指導をしている園は、外部講師を入れて行っているのが実態です。

正直なところ、ひらがなの正しい書き方を、教職員の新人に体系的に教えるノウハウを園内で持たないために、「指導はしていない」ということにしている園が多いように思えました。

就学前に何を教えるか教えないかは各学園の任意ですから、私にはこれ以上のことを申し上げることはできません。
ただ弊社では、教師用の文字の書き方指導マニュアルと、47文字の掲示シート、教授指導用の映像教材を扱っております。
もしも、あると助かるという園があれば、来年度に向けてご検討いただければと思いますので、以下のとおりご案内します。


取扱商品は
「練習用ひらがなドリル」 園児向け販売用です
「教師用指導台本」 教師の指導マニュアルです
「教師用教示シート」 指導用の掲示文字シートです
「指導実演DVD」 このように教えればいいよ、という映像ビデオですが、子どもにそのまま見せても授業が成り立ちます

ご案内のページは以下のわくわくひらがならんどからどうぞ!




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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
今週も、笑顔で仲間と働き合えますように♪



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文責(C)安堂達也 

株式会社安堂プランニング 代表取締役・幼稚園経営コンサルタント
幼稚園☆元気塾 主宰・幼稚園研修.com 運営代表・保育研修プロデューサー
キャリアコンサルタント・認定心理士・TA心理カウンセラー・メンタルアップマネージャー
主な著書に「園児を集める49のヒント」「連絡帳の書き方ハンドブック」民衆社刊

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