感動の共有
こんにちは、安堂達也です。
実習生の応募も少なくなってきた昨今、人材派遣の紹介や中途採用、はては資格勉強中の方までを対象にしなければならないような時代ですが、それでもやはり学生採用を基本としたいのは「学びの素直さ」が担保されているからです。
よそで学んだ保育の癖に固執されたり、対人関係からの逃げ癖のある方を採用するリスクの面からも、やはり中途採用よりも学生採用の方がありがたいのです。
しかしながら、貴重な教育実習の機会を逃している幼稚園、保育園が多いのも事実。
今日は、教育実習生が来なくなる園の特徴を挙げてみます。
こんな園には教育実習生は来なくなる
1.職員室が暗い (照度ではなく、職員の表情です)
2.職員が笑わない
3.若手の職員が先輩の前で緊張している
4.先輩やリーダーがいつもイライラしてい
5.大人の怒声が聞こえてくる
6.実習生が話をするスキがない
7.実習生の気持ちを聴かない
8.ダメなことを指摘するだけ
9.何一つ褒めない
10.ノートには厳しいコメントしか書かない
11.実習生担当の先生以外は挨拶もしない
12.園児の前で実習生を大切に扱わない
13.実習生に職員が関心を向けてくれない
14.どの職員もその日1日の仕事で精いっぱい
15.この職場で働くことに夢が持てない
さすがに全て当てはまるところはまさかないと思いますが、どのような視点で評価するかによって、チェックの数は変わると思います。
自園を振り返ってみましょう。
私が考える教育実習の意味とは、一人前の教師・保育者に育てることでなく、「保育の楽しさを伝えること」と「未来の仲間づくり」です。
教師・保育者に育てるのは、入職してからでいいのです。
だから、私が教育実習生にぜひして欲しい事というのをサロンでは沢山お伝えしましたが、
1.歓迎する
・職員の寄せ書きで応援の気持ちをスタート時に伝える
・事前面接で本人が希望する実習を一緒に考える
2.ヒロインにする
・実習中の活躍の場を演出する
・本人のお陰でみんなが助かっていることを伝える
3.別れを惜しむ
・職員全員の応援メッセージを贈る
・花束の贈呈で別れを惜しむ などの行為で、「感動の教育実習」を盛り上げるのです。
実習生をその後、幼稚園につなげていくノウハウは、こちらでお伝えします。 https://manatuku.com/trainers/741/packages/1863
上記もきっとお役に立つことでしょう。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
今週も、笑顔で仲間と働き合えますように♪
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文責(C)安堂達也
株式会社安堂プランニング 代表取締役・幼稚園経営コンサルタント
幼稚園☆元気塾 主宰・幼稚園研修.com 運営代表・保育研修プロデューサー
キャリアコンサルタント・認定心理士・TA心理カウンセラー・メンタルアップマネージャー
主な著書に「園児を集める49のヒント」「連絡帳の書き方ハンドブック」民衆社刊