感情の暴力
こんにちは、安堂達也です。
職場の雰囲気がよろしくない。
そんな幼稚園に招かれて思うことは、先輩や主任クラスの先生方はしっかり元気で頑張っているバリバリの体育会系が多いということ。
一方で、こうしたリーダーたちの若手に指示するときの言葉遣いもまた、男性的で語気が強いことも多い。
こうしたリーダーの率いる職場がうまく連携していくためには、先輩と若手教員との信頼関係が不可欠だが、実際のところ、信頼関係構築までいけずに、若手教員は先輩に距離を取りながら、不安や恐怖に包まれて仕事に取り組んでいるということも少なくない。世代間コミュニケーションはいつだって難しい。
しかし、少子高齢化で採用難の時代であれば、ホイホイと人の入れ替えができるはずもなく、職場の違和感を改善する行動に向かわなければ、機能不全になることは目に見えている。
では、リーダーは何に気づく必要があるのだろうか。
今日は、そんなことを述べていきます。
感情の暴力
世代間コミュニケーションはいつだって難しい。
しかし、少子高齢化で採用難の時代であれば、ホイホイと人の入れ替えができるはずもなく、職場の違和感を改善する行動に向かわなければ、機能不全になることは目に見えている。
では、リーダーは何に気づく必要があるのだろう。
1.自分の感情反応のパターンに気づくこと
てきぱきと仕事が早いリーダーは、のろまが嫌いだ。
仕事が遅い後輩を見れば、イライラする。
イライラすれば、表情も険しくなる。声も強くなる。
何度言っても同じ失敗を繰り返されれば、そりゃ怒鳴りつけたくもなる。
そこで、どっかーん!
★はい、アウトー!
それがパワハラです。
2.危機対応の選択肢を広げること
何度も繰り返される後輩のミスに、イライラして怒鳴りつけるのは、
イライラしたら「怒鳴りつける」行動パターンしか、選択肢を持っていないから。
つまり、
①イライラしたら、「あ、今自分はイライラしている」という自分の感情に気づくこと
そして、
②選択肢を「怒鳴りつける」一択でなく、別のパターンを選べるようにしておくこと
それが、
1.個別面談指導 → 席を設けて気持ちや事情を良く聴き指導する(以下の入り口)
2.コーチング → 目標設定により達成のための行動継続を支援する
3.カウンセリング → 心理的不安の解消を支援する
4.メンタリング → 心情に寄り添い成長の支援を継続する
5.ティーチング → 技術や考え方を教える
などの選択肢を用意できるようになると、チームリーダーとしての幅が広がるのです。
先生の学園経営、施設経営にお役に立てれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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メルマガ文責(C)安堂達也
株式会社安堂プランニング 代表取締役・幼稚園経営コンサルタント
幼稚園☆元気塾 主宰・幼稚園研修.com 運営代表・保育研修プロデューサー
キャリアコンサルタント・認定心理士・TA心理カウンセラー・メンタルアップマネージャー
主な著書に「園児を集める49のヒント」「連絡帳の書き方ハンドブック」民衆社刊