求人の極意
こんにちは、安堂達也です。
求人対策の情報を集め、自社でも実践しつつ、幼稚園でも活用しながら、
いろいろと見えてきたことを整理しますと、今回の重要ポイントは、
次の10点がカギになります。
求人対策で今大事なことは?
① 求人成功のための考え方
業者依存でない、自園から情報を発信し、自らの接触で確信した人物を採用できることが大事。
② 新卒者を集めるシステム構築法
新卒学生にこだわり、新卒を採用できるプロセスを、年間を通じて構築すること。
③ 保育体験年間プログラム展開
そのプロセスは、身近な保育行事にできるだけ担任の手間をかけずに、受け入れ体制を組むこと。
④ 自園マッチング人材の最適化
あらかじめ自園が必要としている人物像を、心身両面の条件出しをして、明確化すること。
⑤ 注目される大学求人票の書き方
求人票を書くには、定型文で一律に出してはダメで、広告的要素を踏まえキャッチ―にすること。
⑥ 教育実習からの優秀者獲得ノウハウ
教育実習を指導体験とするのでなく、おもてなし付き保育夢の実現ツアーとしてプログラムする。
⑦ 実習生アンケート・テンプレート
実習前、実習後のアンケートを用意すること。
⑧ 実習生向けラブレター&寄書きノウハウ
ここで働かせてくださいと心を動かす仕掛けを組むこと。
⑨ 内定者辞退回避ノウハウ
内定を複数集めるのが常識の時代に、内定辞退されずに済む対策を重層的に仕掛けること。
⑩ 中途採用者採用決定フィルター
手がないからと人物を観ずに採用を決めて組織崩壊しないよう、決定フィルターを準備すること。
私がなぜ、このアイデアの普及にこだわるのかというと、ある園長先生の言葉、
「人材紹介会社に年収3割払って、毎年1年で辞めてしまうのだから、もう呆れてモノも言えない」 「新卒学生の紹介すら、今は人材紹介会社から来ている。就職ガイダンスには、一人も来ない。」
この事態を打開するには、現状では最適解がここにあると考えています。
人材獲得コストが高騰する中で、どれだけの費用対効果を見ていくのか、数字でしっかり把握していかないと、高いのか安いのかわからなくなってしまいますね。
幼稚園では、まだまだ業者に頼らず良い人材を獲得することはできます。
しかし、教育実習を上手に採用に活かしきれているか、見学者をうまく就職につなげられているかというと、そうでもない実情から現場で編み出したノウハウをお伝えするセミナーを、8月に実施します。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
今週も、笑顔で仲間と働き合えますように♪
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文責(C)安堂達也
株式会社安堂プランニング 代表取締役・幼稚園経営コンサルタント
幼稚園☆元気塾 主宰・幼稚園研修.com 運営代表・保育研修プロデューサー
キャリアコンサルタント・認定心理士・TA心理カウンセラー・メンタルアップマネージャー
主な著書に「園児を集める49のヒント」「連絡帳の書き方ハンドブック」民衆社刊