維持の義務
こんにちは、安堂達也です。
引き続き、服務規程に定めるべき従業員の義務のうち会社(学園)施設内における義務について述べます。
服務規程に定めるべき従業員の義務とは
- 1.労働時間中の義務
- 2.会社施設内における義務
- 3.会社内外における義務
- 4.会社外における義務
です。
2. 会社(学園)施設内における義務
幼稚園の施設内では、2つの義務が生じています。幼稚園の施設内で生じる2つの義務とは
・職場環境維持義務 ・施設管理権に服する義務
の2つです。
「職場環境維持義務」とは、職場における規律と協働を維持する義務の事です。
つまり、職場の規律を乱している。
職場での協働に反している・・・・つまり、協調性がない、勝手な行動をとり職場の雰囲気を悪くしている、などがこれに当てはまります。
「施設管理権に服する義務」とは、学園の許可なく、学園の施設(設備)や備品を業務外に利用したり、持ち出したりしない義務のことです。
例えば、たとえ休み時間であったとしても、学園内においては、パソコンで仕事に関係ないサイトを開いて閲覧することは、義務に違反しているといえます。
もちろん、学園のパソコンやタブレットを許可なく学園外に持ち出すことも、義務違反となるのです。
就業規則の服務規定を、こまかく表記している学園ではこうした細目が入っていることに改めて気づくかと思います。
また、古いままの就業規則では、こうしたことまで表記されていないかもしれません。
大事なことは、「言葉」を知り、「義務」と「反すること」を労使で共有することによって、お互いに気持ちよく働ける職場環境を作ることなのです。
「会社内外における義務」や「会社外における義務」はまた次回に続きます。
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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
今週も、笑顔で仲間と働き合えますように♪
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文責(C)安堂達也
株式会社安堂プランニング 代表取締役・幼稚園経営コンサルタント
幼稚園☆元気塾 主宰・幼稚園研修.com 運営代表・保育研修プロデューサー
キャリアコンサルタント・認定心理士・TA心理カウンセラー・メンタルアップマネージャー
主な著書に「園児を集める49のヒント」「連絡帳の書き方ハンドブック」民衆社刊