親和の習慣

公開日: 2022年5月23日

こんにちは、安堂達也です。

今回も私学経営上のリスク管理・リスク回避について考えていきます。

外部リスクに対策する方法

幼稚園から見た外部に対するリスク管理をどうするか。
それは、日常的な「親和」を図り、味方、仲間にしてしまう、というのが正解です。
そもそも国の宝、家族の宝、大切なお子様を共に育てていくパートナーなのですから。

1.外部へのリスク管理

学園の外部に潜在する経営の脅威となりうる事項

①リスク発生の背景

SNSに顕著に表れる自己顕示欲求を促進する時代の風潮から、言わぬが損、言ったもの勝ちの総クレーマー予備軍化現象がある。また、ネット情報の流通過多により、学校や役人の不正や隠ぺい暴露が日常茶飯事であり、個人の自主防衛意識の高まりと同時に、一部のナーバスな方による隠ぺいなど不正行為として妄想的に対象を見てしまう傾向が増加している。


②リスク発生の構造
なんらかの事案の発生に対して、学園からの発表やお知らせ、挨拶がない状態で、事案の情報のみが先行して保護者間に漏洩する。すると、学園から何の連絡もないのは、「表に出したくない不都合があるのかも」「隠ぺいしようとしているに違いない」という妄想が生まれ、妄想からの発言が保護者間で伝搬して、複雑化してしまう。
また、SNS盗撮や秘密録音などは、被害妄想から自主防衛意識の表れとして、保護者面談やクラス会、保護者会、説明会などで、スマホのアプリ使用の感覚で容易に記録してしまう。



③リスク予防の対策
1.基本行動
保護者対応の基本は、日常的な保育情報の流通交換が信頼の基本。そして、保護者及び近隣住民への広報・交際習慣を見直す。保護者との連携については、日常的に保護者が苦情を申し立てやすい仕組みが日常的に告知されているか、また、苦情申し出の内容は100%公開され、学園の考え方を随時全保護者に広報できるような仕組みにする。ご近所に対しては、全職員の日常的な園周辺の清掃、ご挨拶の徹底、また、騒音行事前の巡回挨拶を定期的に行うとともに、学園の活動方針への理解を広報する。

2.具体的習慣
・保護者対応 → SNS盗撮拡散、隠ぺい妄想、発達障害などへの対応リスク
①保護者入園許可時の反社組織でない事交際がない事、保護者間での宗教及びマルチビジネスへの勧誘の禁止等の誓約を取得しリスクある保護者の入園を抑制する
②保護者来園時の無断録音撮影の禁止、ルール違反露呈時の退園同意の誓約取得

・保護者苦情対応 → ご意見拝受から苦情猛攻撃までへの合理的対処不全
①クレームご意見の記名投書システムと公明正大な回答公開の仕組み作り
②保護者のクレーム苦情ご相談窓口を新任クラス担任から職員室担当者へ一本化
③日常的な職員間による保護者の保育信条の把握と記録と職員間共有 等

・近隣対応 → 新興転居者を含む学園周辺の方々からの敵意リスク

①日常的な近隣住民への教職員の明るいご挨拶
②園周辺、周辺街路の日常的な清掃活動
③騒音発生の可能性のある行事前の事前のお詫びとご協力の挨拶、年末年始挨拶

・風評管理 → 保護者内部からの誤解や詮索による不信感発生リスク

①定期的な保護者アンケートの実施による保護者の園印象の把握
②日常的な保護者への教職員の明朗なご挨拶と礼儀正しいふるまい
③日常保育における職員の園児対応への観察と指導 ※乱暴強引な園児対応でない事


本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

幼稚園の経営にお悩みの先生は幼稚園経営.comへお気軽にお問い合わせください。
また、メルマガではさまざまな情報をより詳しくお伝えしていますのでぜひご登録ください。

幼稚園向け動画
幼稚園DVD教材
幼稚園向け書籍
  • 最近の投稿

  • アーカイブ