課題の解決
こんにちは、安堂達也です。
職場のキャリアアップを組織的に支援し、応援する仕組み【キャリアアップ制度の導入】についての、シリーズいちおうの最後の回になります。
キャリアアップ制度の運用と解決課題
「キャリアアップ制度」は「現場のコミュニケーション(面談)」を軸に「職員の成長」を主目的としています。
今回は最後の8つ目の要素、 キャリアアップ制度の運用と解決課題について、お話します。
8.キャリアアップ制度の運用と解決課題
課題①早期離職の改善
・・・キャリアパスの見える化と合理的な人材育成の組織的な取り組みが職員に心理的安全性と所属欲求をもたらすため、早期離職が減少し雇用が安定していきます!
課題②世代間連携の向上
・・・中間層の学年リーダーの後輩への指導力が日常的な訓練により高まりますので、結果として世代間の連携が大変良好になります!
課題③人材育成の仕組み作り
・・・制度を運用していくことイコール人材育成の仕組み作りに直結するので、それぞれのキャリアを包括した人材育成の取組みができます!
課題④現場の問題解決力向上
・・・制度運用の中には構造的に会議が組み込まれていくため、自立的に考えるリーダー層が育ち、職員間での問題解決がスムーズになります!
課題⑤指導体制の確立
・・・制度を運用していく中で、全ての職員が業務マニュアルを作成できるスキルを身に付けていきます。新人教育から、先輩を含めた行動や態度の教育、啓蒙まで、根拠に基づく職員の育成と指導が容易になります!
課題⑥個別課題の把握
・・・この制度の軸にあるものは後輩指導面談です。年間を通じた個別面談の導入によって、職員個別に抱え込んでいた職業課題が上司に相談しやすくなり、精神的に追い詰められることを回避しやすくなります!
課題⑦同僚性の向上
・・・制度を運用していくことで、現場のコミュニケーションが善循環し始め、職場内の相互扶助の精神が普遍化していきます!
課題⑧採用効率が向上
・・・という上記を踏まえて、職場が明るく楽しくなっていくので、地域の評判も、見学者からの印象もよくなり、新人採用の成功率が高まっていきます!
上記のように、弊社が唱えるキャリアアップ制度を導入し、上手に運用することで、上記のような数々のメリットが組織を強固にしていきます。
結局、保育の現場の働きやすさと保育実践力の向上を図るということは、組織として、保育のチームとして、全体の底上げをしていかなければならないものなのです。
表題の組織力を高めることが9割とは、そういう意味なのです。
【キャリアアップ制度の導入】について、シリーズでお話してきました。
職場研修を導入したいと思いながらも、実施に踏み込めないという園長先生には、何から始めたらよいのかの無料相談を行っておりますので、お気軽にお申し出ください。
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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
今週も、笑顔で仲間と働き合えますように♪
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文責(C)安堂達也
株式会社安堂プランニング 代表取締役・幼稚園経営コンサルタント
幼稚園☆元気塾 主宰・幼稚園研修.com 運営代表・保育研修プロデューサー
キャリアコンサルタント・認定心理士・TA心理カウンセラー・メンタルアップマネージャー
主な著書に「園児を集める49のヒント」「連絡帳の書き方ハンドブック」民衆社刊