想いの表現
こんにちは、安堂達也です。
本日は、コロナ禍のときに見かけた「お子様連れのお母様へ」の話題です。
汚しても大丈夫、くつろいで楽しんでください、という店主メッセージ。
お子さま連れのお母さまへ
『本日は、コロナ禍にも関わらず、数ある飲食店の中から、当店をお選び頂き、そして皆様でお越し頂きまして、心から御礼申し上げます。
お母さま、いつも、家事、育児、お仕事など、家庭の支えとして 頑張り、本当にお疲れさまです。そんなお母さま方に、今日は私共より、1つお願い事が御座います。
お子さまは、汚すのが大好きです。それがお子さまのお仕事です。お食事中にお子さまが、イスや床を汚しても、今日だけは、 全く気になさらないで頂きたいのです。
片付けは私共の仕事です。どうかお食事を心から楽しんで帰って下さいませ。
皆さまが安心してお食事頂けますように、換気、アルコール消毒など、我々も必死で行って居ります。お母さま方が、日常の疲れを忘れ、食を通じて少しでも、癒しの時間に感じて頂けました ら、我々従業員一同、至福の喜びで御座います。 店主
上記はとあるとんかつ店の入り口カウンターに貼り付けられていたPOPの内容です。
いつも混雑している、ロースかつの美味しいとんかつ専門店です。 私は船堀駅近くのお店を、元気塾開催当時は愛用しておりました。 元気塾の講座を終えると、この店で一人お疲れ様会をよくやっておりました。
このPOPをお読みになって、先生はどんなお気持ちになられたでしょうか?
どんなことを感じたかを、よく味わってみてください。
よくある、ありがちな歓迎メッセージだと思いますでしょうか? それとも、温かい気持ちになる、心に響くメッセージだとお感じでしょうか?
私の視点は、よく勉強されているなあ、という感想でした。まるで私の保護者対応研修を受講されたかのような構文だなと思いました。
もちろん、素直にお母さん目線に立った温かいメッセージだと思いました。
しかし、一番大切なことは、こうしたことを、実際に行うという実行力を発揮していることであると思います。
したらよいということはわかる。あるいは、したらよいということを人から聞く。
でも、しなければ、何も変わらない。行動すれば、感じてくれる人が、きっと現れる。
行動することや、想いを伝えていくことは、本当に大切なことです。
先生は、どんな想いを保護者や子どもたちに伝えたいですか?
あるいは伝えていますか?
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
今週も、笑顔で仲間と働き合えますように♪
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文責(C)安堂達也
株式会社安堂プランニング 代表取締役・幼稚園経営コンサルタント
幼稚園☆元気塾 主宰・幼稚園研修.com 運営代表・保育研修プロデューサー
キャリアコンサルタント・認定心理士・TA心理カウンセラー・メンタルアップマネージャー
主な著書に「園児を集める49のヒント」「連絡帳の書き方ハンドブック」民衆社刊