大脳の受信
こんにちは、安堂達也です。
既に長いお付き合いとなっておりますA幼稚園のI先生からのメールが、大変示唆に富んだ内容でしたので共有いたします。
パパとママでは感じ方が違うので・・・
安堂様の「五感に訴える入園説明会」(※YouTube動画)、興味深く拝見しました。
私の説明、どうしても理論的になってしまうらしく、その意味で参考になりました。 最近多くなった父親も一緒に見学に来る場合、私が説明すると、ほとんど(90%以上の確立で)入園申込をしてくれます 。
(中略)
父親の場合だと、例えば園の教育目標が具体的な活動の指標につながり、例えば砂場遊びではこう、お絵描きではこう、と具体的な活動・具体的な指導を通して、最終的にはこんな子どもに育っていく、という説明をするのがツボにはまるようです。
ある意味理論的。「保育を目に見える形で伝える 」ことを主眼にしています。
だけど説明にロマンがないのかな?と反省。母親にも父親にも訴えられる説明ができたらいいのに、と思う次第です。 やはり男女差(感性の差)もあるんだろう、と推測しました。
今回の安堂様の動画では、母親の場合「イメージ」が重要なんだな、と感じました。ここでも男女差が出ているのでしょうか。
当園の場合、遠方から来られる方も多いのですが 「何でそんな遠くから?」と聞くと「ちょっと気になる」という回答が多いです。 理由はわからない。だけど、何か気になる。そんな評価をいただいております。これも感性なんでしょうか。
そこが解かれば、もっと効果的な説明ができるのに、と思っている次第です。
このあたり感性の領域は人によって違うので難しいですね。 (後略)
I先生、今回も大変わかりやすく課題をご提示いただき、心から感謝いたします。 ありがとうございます!
❖以下は、上記のメールに対する私からの返信メールです。
お世話になっております。 早速のご感想ありがとうございます。
流石でございます。その通り、男性脳と女性脳の違いです。
男性は論理的でわかりやすさを女性は情緒的であいまいさを 好む傾向があるということです。
女性の参加者の多い説明会では 「例えて言うなら ・・・」「なんとなく・・・な感じですね」という、全てを伝えない相手に想像させる楽しみを与える。
※曖昧さが好まれる。断言や押しつけは嫌い。自分で想像したい。自分で決定したい。
男性が多い時は 「ずばり・・」 「要点は・・」 明確に論理的に話す。
※端的、明快が好まれる。曖昧やぼんやりは胡散臭い。自分で理解したい。正解だけが欲しい。
入園説明会の成功のポイントは来園者の立場に立って話すコツが8割になります。
(後略)
そのコツをお伝えするのがこちらのセミナーです。
ピンときましたら、ぜひお申し込みください!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
今週も、笑顔で仲間と働き合えますように♪
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文責(C)安堂達也
株式会社安堂プランニング 代表取締役・幼稚園経営コンサルタント
幼稚園☆元気塾 主宰・幼稚園研修.com 運営代表・保育研修プロデューサー
キャリアコンサルタント・認定心理士・TA心理カウンセラー・メンタルアップマネージャー
主な著書に「園児を集める49のヒント」「連絡帳の書き方ハンドブック」民衆社刊