内省の促進
こんにちは、安堂達也です。
今回も、職場のキャリアアップを組織的に支援し、応援する仕組み【「キャリアアップ制度」の導入プログラム】について、8つの要素について順を追ってお伝えしています。
キャリアアップ面談の実行
「キャリアアップ制度」は「現場のコミュニケーション(面談)」を軸に「職員の成長」を主目的としています。
今回は、 キャリアアップ面談の実行(要素6)について、お話します。
6.キャリアアップ面談の実行の流れ
①事前の準備を行う
面談前に、部下本人は自己評価を行い、評価表に記入する。 上司は評価表を見て、本人との面談の進め方について検討する。
②導入はアイスブレークから
お互いがリラックスできるようアイスブレークから始める。 雰囲気が和らいだら、上司は面談の趣旨説明を行い、対象期間の行動・成果・結果の振り返りと来期方針の説明を行う。
③上司評価を伝え意見を交換す
評価シートを資料として、部下の自己評価をよく聴く。 曖昧な表現は具体的に細かく訊いていく。
④自己評価の説明と事実の確認をする
上司の評価を客観的な事実を示しながら述べる。 部下の自己評価と異なる場合、部下の考え方を受け入れながらも、上司の判断を論理的に伝えて納得を得る。
⑤成功と失敗事例の要因を一緒に検討する
うまくいった理由やうまくいかなかった原因を問いかけて部下の返事を促す。 うまくいかなかった業務や未達成な目標について、その理由・背景を聞き出しながら、今後の改善策を一緒になって考え、指導する。
⑥問題行動がある場合のフィードバックの方法
部下の問題行動に関して、上司が普段感じていることを「私は・・と感じる」と述べる。 「○○はいけない」ではなく、「○○してくれればもっと良くなると思います」というように、頭ごなしではなく肯定的な表現で伝える。
⑦育成や改善すべき点の確認をする
問題行動が挙がった項目は振り返り、改善方法や伸ばす点を確認する。 話した内容で、何か不安や問題がないかを最後に確認する。
この面談は、期首と1学期末、年度末に、合計年3回を基準に行います。 この面談の内容が活かされることを期待し、励まし、お互いに感謝して、最後は「笑顔」で終わる面談を目指しましょう。
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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
今週も、笑顔で仲間と働き合えますように♪
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文責(C)安堂達也
株式会社安堂プランニング 代表取締役・幼稚園経営コンサルタント
幼稚園☆元気塾 主宰・幼稚園研修.com 運営代表・保育研修プロデューサー
キャリアコンサルタント・認定心理士・TA心理カウンセラー・メンタルアップマネージャー
主な著書に「園児を集める49のヒント」「連絡帳の書き方ハンドブック」民衆社刊