園児募集の成功園が実践している「募集活動の効果測定」とは

公開日: 2026年3月17日

近年、少子化の影響により多くの幼稚園や認定こども園で園児募集が難しくなっていると言われています。
「説明会を開催しても参加者が少ない」「SNSを始めたけれど効果がわからない」「何をすれば園児募集につながるのか見えない」このような悩みを抱えている園長先生も多いのではないでしょうか。

実は、園児募集がうまくいっている幼稚園には共通点があります。それは、募集活動を感覚ではなく数値で把握していることです。

この記事では、幼稚園・こども園の園長先生向けに、園児募集を改善するために重要な「募集活動の効果測定」と、すぐに実践できる具体的な取り組みについてわかりやすく解説します。

園児募集がうまくいかない幼稚園に共通する課題

園児募集が難しくなっている背景には、少子化だけではなく情報環境の変化があります。

以前は地域の口コミやチラシだけでも園児募集が成り立っていました。しかし現在は、保護者が幼稚園を選ぶ際に、

など、さまざまな情報を比較して判断する時代になっています。

それにもかかわらず、多くの園では

といった状況が見られます。

つまり、園児募集の活動はしているのに、その結果を数値で把握していないのです。
これでは、どの取り組みが園児募集に効果があったのか判断できません。

園児募集につながる具体的な取り組み

園児募集を改善するためには、まず募集活動を「見える化」することが重要です。ここでは幼稚園がすぐに実践できる方法を紹介します。

園児募集につながる活動として、

などを実施している園は多いでしょう。

このとき重要なのは、イベントごとに参加人数を記録することです。

例えば、

イベント参加者数
未就園児イベント25組
説明会18組
園見学12組

このように数値を記録するだけでも、どの活動が園児募集に効果的なのかが見えてきます。

次に重要なのが、入園を決めたきっかけを確認することです。

入園手続きの際に、例えば次のような質問をします。

「この園を知ったきっかけは何ですか?」

選択肢例

これを集計すると、園児募集につながる本当の入り口が分かります。

意外と多いのが、「SNSで知って、イベントに参加して入園を決めた」というケースです。


現在、園児募集においてSNSの活用は重要になっています。

しかし、「SNSをやっているだけ」で終わってしまう園も少なくありません。

大切なのは、

などを把握することです。

これにより、SNSが園児募集にどれだけ貢献しているかを確認できます。

募集活動を数値で管理すると、次のようなことが見えてきます。

例えば、

このような結果が分かれば、次年度の園児募集では効果の高い活動に力を入れることができます。

園児募集を成功させるためのポイント

園児募集を成功させている幼稚園には、いくつかの共通点があります。

「今年はなんとなく見学が多かった」
「SNSはあまり効果がない気がする」

このような感覚ではなく、実際の数字で判断することが重要です。

園児募集が終わったあとに、

を振り返ることで、次年度の園児募集は大きく改善します。

園児募集の改善は、大きな改革ではなく小さなデータの積み重ねから生まれます。

こうした情報を記録していくことで、園児募集の戦略が見えてきます。

まとめ

少子化の時代において、幼稚園の園児募集は年々難しくなっています。しかし、募集活動を正しく分析すれば改善のヒントは必ず見えてきます。

園児募集を成功させるために重要なのは、

という視点です。

園児募集は「何となく行うもの」ではなく、数値で改善していく経営活動です。

ぜひ今回紹介した方法を参考に、自園の募集活動を振り返りながら、次年度の園児募集につなげていただければと思います。

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