幻滅の終焉

公開日: 2024年1月1日

新年明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。


すべての保育者に笑顔を。 経営者には希望のエネルギーを。それが、本ブログの配信ポリシーです。

職員のメンタルの状態は保育や保護者対応に必ず現れます。地域から評判の良い園では、職員が業務に健全に集中できるよう、あるものを手放しています。

地域で評判の園がまっさきに手放していることとは?

希望の職場づくりのために。心理的安全性のある職場の条件の一つに、ハラスメントのないこと、が挙げられます。
今年最初のテーマは、職員が働く希望を持てる職場作りを阻害するハラスメントについてお伝えします。


パワハラの本質

ハラスメントはいまや様々な種類がありますが、話題としてはパ ワハラを主にして、述べていきます。

パワハラの本質は、癇癪、妬み、逆恨み、切捨て、悪習慣

癇癪とは、思い通りにならないときに苛立ってとる行動であり、精神性の未熟さを露呈するもので
妬みとは、他人の幸せ、結婚や上司からの贔屓、園児や保護者からの人気等に対するやっかみです
逆恨みとは、何らかの不利益に関する原因が相手のせいであると勝手に決めつけ復讐する行為です
切捨てとは、技術習得が遅いことや、または自分への批判勢力 であると決めつけた相手に対しての離職を促す嫌がらせ行為です
悪習慣とは、本人の身体に身に付いて離れない昭和からの遺産 行動であり、自分の両親や新人時代の職場の指導者から暴力的に 伝承された悪癖です

※パワハラは、職場の役職やキャリアが高いことなどの上位権力者が行うほど強力な精神的破壊力を発揮し、ただ一人へのパワハ ラであっても、職場全体の空気を壊していきます。

もしものときの処方箋
・経営者や上司は、自分が苛立っていること(情動)に気づくこ と
・職場内のその行為がハラスメントであることに気づくこと
・誠実な態度でハラスメントについて職場全体で学ぶこと
・経営者であれば、職場研修としてハラスメント研修を実施し、現場にあるハラスメント行為( ハラスメント・ヒヤリハット )の書 き出し演習を行うこと
・ハラスメント行為者に対する指導を正しく行い、改善されない上司は最終的には解雇を視野に入れて徹底的に指導すること
・経営者が最大のハラスメント行為者である場合には、毎年の職 員の離職や職員の造反行為が目につくことになりますが、経営者員の離職や職員の造反行為が目につくことになりますが、経営者はご自身で気づくことが出来ない限り、その職場で繰り返される問題は解決されることはないでしょう。


離職の絶えない職場には、ほぼハラスメントが存在します。しかも、先輩たちはそれを伝統であり常識として理解している(もしく は諦めている)ため、若手職員の心情を理解することも話してもらうこ ともできないまま、人材不足に永久に困り続けることになるのです。キャリアアップ制度、すなわち、育ちあう職場づくりへの改革の第一 歩は、ハラスメントに気づき手放すことです。

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
今週も、笑顔で仲間と働き合えますように♪



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文責(C)安堂達也 

株式会社安堂プランニング 代表取締役・幼稚園経営コンサルタント
幼稚園☆元気塾 主宰・幼稚園研修.com 運営代表・保育研修プロデューサー
キャリアコンサルタント・認定心理士・TA心理カウンセラー・メンタルアップマネージャー
主な著書に「園児を集める49のヒント」「連絡帳の書き方ハンドブック」民衆社刊

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